効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■3Dプリンターで住宅建築

報道によると、セレンディクス(兵庫県西宮市)は2023年8月2日、同年7月25日に愛知県小牧市で、日本初となる2人暮らし向けの3Dプリンター住宅「serendix50」が竣工したと発表している。施工時間は44時間30分で、目標としている48時間よりも3時間30分短い時間で完成させている。

日本初ということだが、海外では既にこのような建築物が完成しているのだろうか。検索してみると、2019年頃からこの方式の建築法が開発され、幾つかの建物が出来ている。骨格構造を予め作っておいて、壁などを吹き付けるのに噴射(プリント)方式を利用しているようだ。これが可能になるには、噴射できる流体で、大気に触れると短時間で固化するような素材が開発されていなければならない。あるいは、流体の素材の中に、固化に必要な空気以外のものを組み込んでいるのかもしれない。

日本初となる2人暮らし向けの3Dプリンター住宅 「serendix50(フジツボモデル)」 は平屋建ての住宅で、間取りは1LDK。延べ面積は50m2。最高高さは4m。構造は鉄骨造、鉄筋コンクリート造だ。販売予定価格は550万円。今後はまず、限定6棟の先行販売を予定している。22年10月にセレンディクスが一般販売を開始した3Dプリンターによる建築物「serendix10、スフィア10m2モデル」(本体販売価格は330万円)の発表後、同社には60代以上の夫婦世帯から終の棲家(ついのすみか)として3Dプリンター住宅を望む声が多数寄せられたという。

快適性と安全性を検証したデジタルデータに基づき、住宅の躯体(くたい)を3Dプリンターで出力する。同じく屋根もデジタルデータを基に、CNCカッターで造形。3DプリンターとCNCカッターという2つのデジタルファブリケーション技術を融合し、48時間以内に施工を完了するということだ。

自分の知識では、部品などの製造に3Dプリンターが使われていることしかなかったが、この記事を見て、ここまで大型の3Dプリンターが作られているのには驚かされた。この工法の応用範囲は大きいだろう。

3D工法による住宅 日経クロステック 8月7日号から



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