炭酸ガスは、例えば人間の呼気にも含まれているように、動物は炭酸ガスを放出して生きている。その炭酸ガスを植物が吸着することで、大気中、あるいは、水中の炭酸ガス濃度がバランスする。だが、工業化社会になり、化石燃料の燃焼量が増大すると共にその版ランスが崩れてきたために、大気中の炭酸ガス濃度が高まり、地球から宇宙空間への熱の放出が阻止され、地球が温暖化、あるいは、気候変動が起きている。その増加した炭酸ガスをどのように捕捉して、資源として利用できるかが、これから大きな課題となる(CCSU).
今日の新聞で報道されているが、京都大学は2日、多様な成分が混ざったガスから、二酸化炭素(CO2)のみを吸着する多孔性材料を開発したと発表している。微細な穴を持つ多孔性材料を用いたガス分離に関する従来の研究は、2成分の混合ガスが主な対象だった。今回の研究では窒素分子(N2)や水素分子(H2)など9種のサイズが類似した成分の中から、CO2にのみ「ゲート」を開き、吸着する構造を備えた多孔性材料の作成に成功。CO2回収の効率化につながる開発成果として注目を集めそうだ。
この技術はまだ研究段階ではあるが、この吸着量をどこまで拡大できるだろうか。また、多孔性材料を構成する元素、あるいは、素材がどのようなものかによって、大量に吸着と放出を繰り返せるかが決まるのだろうが、これは今後の商品化をまたなければならない。効率と同時に量が課題となる。特殊な素材が必要だとすると、それが地球上にどれほどの量が存在するだろうか。今後の研究の成果を楽しみにしたい。
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