効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■マイナンバーカード

いま、マイナンバーカードに、健康保険証や運転免許証など,公的な証明書を統合する動きが加速している。しかし、その統合の過程で、誤って他人の情報と結びつけられてしまう、という重大なミスが幾つも出ていると報じられている。これは、過ぎたるは及ばざるがごとし、の見本のようなものだろう。

報道を見ていると、どうもこの結びつけの過程でかなりの数の人手でデータが入力されているようだ。アナログデータをデジタルデータに変換するときには人の手で入力するのが避けられないとは言え、アナログの文字データをスキャンしてデジタル化する技術は広く使えるようになっている。その時には、その確認は人が行われるのを排除することは出来ないとは言え、アナログの元データさえ、他人の物でないことを確認さえすれば、今のような紐付けの間違いは殆ど起こらないだろう。しかし、誤りは起こりうる。マイナンバーカードに個人関連の情報を全て反映させる必要が本当にあるのだろうか。

個人情報の管理という観点から見ると、個人関係の証明書は、これからも新しいものが作られるだろう。それをマイナンバーカードに全て統合すると、それを紛失したり、盗まれたりすると、個人情報は全てどこかに流される可能性が高くなる。現在の証明書はそのまま残して、その読み取りシステムを統一する方が、統合させるよりも誤りは少なくなるように思える。

デジタル化を進めるということを示すために、カードの統合が行われているのだが,統合過程での誤りは必ず起こるという前提で作業が行われなくてはならない。その作業負担やコストの方が、別々のカードをデジタル化し、その読み取りデータをシステムとして統合する方が良いだろうと思っている。

ワイフは、個人番号が付けられるのは仕方がないが、これをマイナンバーカードにするのは、いわば、拒絶する姿勢を崩していない。その考え方の方が正しいのだろう。

 

 

 

 

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form