効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■デジタルデータの保存

今朝の報道記事で知ったことだが、行政手続きにフロッピーディスクやCD-ROMといった記録媒体での提出や保存を求めることが法律で定められているらしい。デジタル世界は急速な進歩を遂げているから、デジタルデータをどのように保存し、転送するかを法律という常に社会の動きと乖離する可能性のあるもので縛ると、その技術の、あるいは、その利用に大きな支障を招く可能性がある。このような指摘を河野デジタル相がしているようだ。行政のデジタル化を阻む規制とみて、クラウドなど他のオンラインの手段でも提出できるよう法律の条文を書き換える。政府としての方針を年内にまとめ、各府省に対応を求めるとのこと。

昔(1985年)ロンドンに赴任するときに、欧州大陸に出張しても事務処理ができるようにするために、その時代としてはもっともサイズの小さいパソコンを持参した(とは言え手提げ鞄に入りきれないほどの大きさと重量があった)。ロンドン事務所にもパソコンはあったが、IBMの大きなもので、持ち運びなどは考えられないものだった。その頃に始まったと記憶するのがNifty-Serveパソコン通信。今のインターネットとは異なり、電話回線を使ってデータのやりとりをするものだった。書類を作成するのが主たる業務だったが、赴任したときには、パソコンで作った資料を印刷してファクスで受け、送るというのが仕事の主流だった。

だが、その当時の英国の電話回線の品質は極めて悪く、ファクスに沢山のノイズが混じって字が読めなくなることが屡々だった。丁度その頃、Niftyが海外から電話回線でアクセス出来るようになり、本社にこの方式で資料データを送ることを考えたのだが、それを本社側がなかなか受け入れてくれなかったことを思い出し、河野大臣も同様の苦労をされるのではないかという感じがしている。ロンドンから欧州大陸へ仕事で出かけるときにも、このポータブル・パソコンをいわばかついで行ったのを覚えている。何しろ重かったし、データを送るために、電話機につなぐ音響カプラーが必携品だったのだった。

 

 

 

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