昨年末から続く大雪と寒さ。地球温暖化はどうなったという感じがするくらいだが、EUの温暖化調査による気象データで見ると、2020年は2016年と並んでもっとも平均気温が高い年だったと発表されている。産業革命以前に比べると1℃という数字が出されている。エルニーニョが起きていたら、もっと気温は高かったかも知れないとのことだ。
地球温暖化というのは、地球全体の数字であって、各地域の温度変化が全て上昇するわけではない。だから気候変動という表現の方が正しいのだ。気候の温度変化は海水温度で見る方が良いのかもしれない。
2020年に発生した新型コロナウイルスによって、経済活動は低迷を余儀なくされたために、地球の大気中に排出されたCO2の量は2019年に比べて少なくなっているはずだ。2021年の地球温暖化の進み方は小さくなるかも知れない。しかし、経済活動が元に戻ると、反動的にCO2の排出量が増えるかも知れない。
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