効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■EV充電、値上げ相次ぐ

これまでの車であれば、給油所にリッター価格が表示されているのを参照していたが、EV (電気自動車)の場合、Kwh単位で表示されても見当がつかないな、と思っていた。慣れの問題になるまでには、EVの普及がかなり進まなければならないだろう。

電気料金高騰の影響で電気自動車(EV)の充電サービスの値上げが相次いでいると報じられている。日産自動車は9月から、プランによっては6割以上値上げする。トヨタ自動車も4月に基本料金を1100円引き上げ、ホンダは撤退を表明した。走行コストはガソリン車より低いとされるEVの優位性がゆらぎ、普及の妨げになる可能性も浮上してきた。

報道によると、日産はこのほど、EV充電サービス「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」の内容を9月に改訂すると発表している。例えば3年契約を条件に月額2750円で提供していたプランを廃止し、契約期間の縛りをなくしたほぼ同じ条件の新プランを月額4400円で提供する。このケースだと実質的に6割の値上げとなる。日産によると改訂の理由は「昨今の電気料金高騰の影響に伴ったもの」としている。これでEVの普及が阻害されるのは確実だと言える。トヨタは「EV・PHV充電サポート」の基本的なプランで、4月に基本料金を550円から1650円に引き上げた。同時に、従量課金の料金を急速充電では1分55円を66円に、普通充電を同1.65円から4.95円とした。最大手で東京電力ホールディングス系のイーモビリティパワー(東京・港)も7月に値上げする。ガソリン価格も大きく上がってはいるが、今回の充電料金ほどの上昇ではないだろう。

これまでEV充電のコストがどのようなものか知らなかったが、kWh当たりではなく、月単位基本価格に充電毎の価格を加えたもののようだが、これは分かりにくい。また、月契約ということは、同じ充電所を使わざるを得なくなるし、遠出をしたときにも、同系列の充電所を使うことによって価格が決まることになっているようだ。異なった系列の充電所で充電する時の単価はどのように決まるのだろうか。EVの走行コストは高い、という印象が強い。排ガスを出さないという利点を評価する人は少なくなるだろう。自宅の充電設備だけを使い、遠出はしないという方向に向かうと想定される。

 

 

 

 

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