日産自動車と日本エコシステムは、12月19日より、電気自動車（EV）の新型「日産リーフ」の購入者に、太陽光発電システムを無料設置する共同キャンペーンを開始すると発表している。このキャンペーンは、日産自動車の新型「日産リーフ」を購入した顧客（既に購入した顧客も含む）が、日本エコシステムの電力小売りプラン「じぶん電力」を別途契約すると、同社が顧客の自宅（戸建て）に太陽光発電システムを無料設置するというものだと報じられている。太陽光発電システムの設備・設置費用は全て日本エコシステムが負担。発電した電気を販売する事で費用を回収するという方式だ。「じぶん電力」の契約期間は20年間。契約期間満了後は、太陽光発電システム一式は顧客に無償譲渡される。契約期間中は、メンテナンス費用もすべて日本エコシステムが負担する。ただし、日産リーフの蓄電池を使って消費者が電力を入手することはできない。また太陽光発電からの電気も販売となるから自宅で消費はできないが、リーフの充電には「じぶん電力」の一部として使えるようだ。どうも分かりにくいやり方だが、要するに、自動車が再エネを使って走ることができるというメリットを示して、電気自動車と太陽光発電の抱き合わせ販売をやるということだ。
