効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■意表を突く奈良県山下新知事の施策

これまで県政を担ってきた荒井知事を選挙で破り、奈良県知事としての仕事を始めた山下知事の示した県政の方向には、かなりの意外性があることは確かだ。ただ、現在計画段階にあるプロジェクトを一旦中止するというのは、一つの方策としてありうることだと思う。問題はプロジェクトの洗い直しで何が出てくるかだろう。

その一つに西大寺から平城宮跡を通る近鉄奈良線の移設を止めたのには好感を持っている。これは、開かずの踏切がある西大寺駅の高架化と一体になって計画されていたものだが、高架化は実施するとしているから、その次の段階にあたる平城宮跡を走る路線を移設するかどうかだ。自分としては、観光都市奈良としては、この宮跡を走る路線は残すべきだと思っている。移設すれば新しい遺跡が出る可能性があるということだが、移設先にもある可能性のある遺跡を破壊する可能性もある。

現在の路線に乗ると見える宮跡の建物などを目にすると、昔の奈良時代のことを自然に考えるようになる。観光で奈良に来る人達にとっては素晴らしい展示場になっているのではないだろうか。原っぱではなく、建て替えられたものではあるが、昔をしのばせる建物が残っている。これを見るだけでも価値があると言えないだろうか。遺跡が眠っているかもしれないが、それを思うだけでも意味がある。路線の移転には莫大なコストもかかり、その時に遺跡が破壊される可能性もある。高架になった西大寺から平城宮跡になだらかに下がる路線になると、新しい景色になる可能性もある。

 

 

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