効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■オーストラリアの再エネ資源

日本はオーストラリアから、石油、LNG、石炭などのエネルギー資源を大量に輸入している。これらは全て燃焼すると地球温暖化ガスである炭酸ガスを排出するから、これらの輸入を継続することは好ましくない。これからは、広大な国土で人が殆ど住まない地域に、日本も協力して、太陽光発電風力発電を大量に設置し、それを何らかの形、例えば水素やアンモニアとして輸入する方向に行かざるを得ないだろう。だが、その輸入コストはかなり大きくなることは確かだ。

シンガポールはオーストラリアの太陽光発電から高圧直流海底電線で電力を輸入するプロジェクトを推進しているが、その距離を考えると、同様に日本が電力を輸入することが可能かもしれない。高圧直流を使えば、送電損失はかなり抑制できる。通信線は既に設置されているのだから、技術的には可能だと思う。後はコストの問題だ。日本とオーストラリアの距離は直線で6,852キロ。シンガポールもほぼ同じ距離で6,200キロ。

電力ではなく、オーストラリアで再エネ発電し、それで水素を作り、そのまま、あるいは、アンモニアに変えて、日本に輸入することが検討されているのだが、まず水を電気分解して水素を作るコストがまだ高いし、それが急速に下がるとは思えない現在、再エネ電力を海底電線経由で日本に送電することを検討する必要があるのではないだろうか。海底の構造から調べないといけないし、高圧海底電線の設置コストはかなり高くなるとはいえ、シンガポポールが検討できるのであれば、日本も同じ条件ではないかと思う。

 

 

 

 

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