効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■アマゾンの顧客対応の緻密さはDXの実像

通販のアマゾンが事業を始めたのは20世紀の終わり頃だったが、導入が拡大したインターネットを利用して、書籍の通信販売を始めたのがその第一歩だと理解している。丁度その頃、仕事でニューヨークへ行った時に、アマゾンは書籍の購入に便利に利用できるから、これから急速に成長するだろうと教えてくれたことが記憶に残っている。その当時、他の商品はまだ扱っていなかった。

現在のアマゾンは、まさにDXの最先端を行く事業の一つになっていると、今日改めて実感した。同社の日本法人の通販は良く利用するが、インターネットを使った顧客対応が日々きめ細かい物になっていることを今日あらためて実感させられた。

友人の著作新書版をアマゾンにインターネットで発注したのが4月15日。Eメールで注文を受け付けたという確認が入った。送り先である自宅の住所や、注文の書籍価格、到着予定日までも示した詳細な受付報告になっている。続いて昨日の16日、本日、Amazon.co.jpが商品を発送し、ご注文が完了したことをお知らせいたしますというEメールが入った。殆どの内容は15日の物と変わりはないが、「注文商品の返品やご注文内容の変更をする必要がある場合は、Amazon.co.jpの注文履歴にアクセスしてください。領収書は、こちらから印刷することができます。」との情報が書き込まれていて、発注したものが発送されたという確認情報と、受け取る人が必要である可能性のある経理処理に必要な情報が追加されている。

そして、今日、午後1時過ぎに「商品を1つ本日お届け予定です。 "置き配" の設定内容を配送状況の確認画面より変更いただけます。また、ドライバーから、電話 (050-3131-1651)、またはショートメッセージにて、ご連絡させていただく場合がございます。」というEメールが届いた。今日は自分の定期検査で病院の待合室に居たのだが、予定通り注文した本が配達されることを知ることができた。発注の時、不在の時には郵便箱に投入しても構わないと指示してあったから、帰宅すれば受け取れるな、という安心感が生まれていた。

当初予定したよりも早く帰宅したために、郵便受けに配達物はなかったが、帰宅して少し時間が経った17時34分、「ご注文商品の配達が完了しました。」というメッセージに、ネットの接続ができることを示す色つきの「配送状況」が示されていて、それをクリックすると、「ご注文商品を郵便受けに配達しました。」という表示が出た。郵便受けの扉を開けると、ダンボールでできた封書が入っていて、それを開封すると、注文した書籍が入っていた。

このきめの細かい対応は、配達員が配達終了後に電話かネットでアマゾンのシステムに、配達完了情報を、どこに置いたかも含めて報告し、それに対応するプログラムが自動的にEメールで通報したから可能になったものだ。昔はここまでの情報伝達はなかったが、おそらくこの到着情報を送るのは全て、インターネットシステムで行われ、人手は配達員の指の動きだけだろう。DXの中核となるインターネットの具体的応用の実例を身近に感じさせられた。

 

友人の著作

 

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