効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■人の手で動かせる橋

海外からのメール情報でこの記事を見たとき、何を書いているのか良く分からなかった。人一人の力で船が通る川にかかっている橋を、船が通るときに邪魔にならないように動かすことができるというものだ。普通ならモーターの回転を使って橋を横に回すのが、この橋は鉄枠で四角形をしていて、その一面にだけ道がついている。通常はこの道が通れるようになっているのだが、船が通るときに邪魔にならないよう移動させるのに、この枠を横にずらす、あるいは、水平に回転させて水路を確保するのが一般的なのだが、この橋は、人間がハンドルを回すと枠が転がって岸に移動して、船が通れるようにする、というものだ。

これであれば、ここに電線が通じていなくても、人間が一人常駐する、あるいは、船の乗組員がハンドルを回して橋を転がして横にのけてやれば、船が通行できるということだ。この発想がどのようにして生まれたのか分からないが、これを考案した人は、当初、関係者に説明しても信じては貰えなかったに違いない。ハンドルで回すからゆっくりと回転して川を跨ぐ道がついた枠が川からその川の岸に転がるようになっているらしい。この河を通過する船の数が少ないから、本格的な跳ね橋や横回転の橋ではコストがかかりすぎたのだろう。

この橋はロンドン東部に設置されている。州に1度ほど船が通る寂れた河にこの橋はかかっていて、この手動ウインチの操作をするのはボランティアだというから、経費はかからない。この発想は他の分野でも使えるような気がする。

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