効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■洋上風力発電と一体化した波力発電

Bombora社は、膜型波力エネルギー変換装置「mWaveTM(エムウェイブ)」を開発している。また、この波力発電装置と洋上風力発電装置を一体化させた構想「InSPIRE(インスパイヤ)」の技術開発を進めている。「mWave」を浮体式風力タービンと統合することで、洋上風力と波力、2つの海洋再生可能エネルギーを最大限活用し、エネルギーコストの削減を目指している。

コストが高いとされる洋上風力発電に、新たなメリットをつけることが出来る方式が生まれたようだ。商船三井は、これまで検討を進めてきた日本と、その周辺地域に加えて、欧州地域における「mWave」を用いた波力発電の事業化をさらに推進する。まずは、日本における波力発電事業の開発を目指し、「mWave」と「InSPIRE」に適したサイトを選定するための国内適地調査を開始する。

波力発電を洋上風力発電と一体化することで、この電源からの発電量はかなり安定化の方向にいくし、個別に設置するよりも設備コストが下がる可能性がある。Bombora社が開発した「mWave」は、波でゴム製の膜がたわむことで、タービンに空気を送り込んで電気を生成する。波力エネルギーを利用し、環境に優しく、また安定的にコスト競争力のあるエネルギーを世界中に供給するシステムで、特許を取得している。装置は沿岸と沖合の両方に設置することができ、また、海面下10mに設置するため、景観への影響がないという。

海面下に作動する部分があるために、メンテコストは若干上がるかも知れないが、この作動の具体的内容をもっと知りたいところだ。日本の洋上風力プロジェクトの進展によって、世界に先駆けて大容量化が実現できれば、輸出産業にもなるかも知れない。

 

 

 

 

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