自分も会員である燃料電池開発情報センターから会報が届いた。これまでの物は冊子だったのだが、今回は（多分これからも）PDFファイルの形でメール添付の形になっている。冊子の時には、パラパラとめくって、気に入った頁から読んでいたのだが、それが出来ない。日頃から主張しているエネルギー消費の効率化からすれば、印刷、封書に入れる、郵便局へ持っていく、発送される、郵便で配達されるなど、全てにエネルギー消費を伴うのだから、もっとも効率の悪い方法で手元に届けられていたのだ。
しかし、ファイルの形で来た冊子は、最初にぱらぱらとめくって、面白そうな所を読んでいたのだが、今回の形になると、目次で見当をつけてその頁へ移動するという方式しか取れないのは不便になったとしか言いようがない。会報のようなものを全頁読む人は多くはないだろうが、ファイル形式になると、自分の気に入った頁を探すのにも時間と手間がかかる。単行本の場合には、途中から読み始めるということはまずないから、ファイル形式になっても構わないし、一度本を閉じても、すぐに元の頁に戻れるなど、使いやすい。
ここで思ったのだが、効率の追求はしなければならないが、それによって失われるものもあるということだ。PDFファイルをプリントアウトすれば、これまでの方式で読むことはできるが、そこまでするのは無駄というものだ。ほとんどがゴミになってしまうことが確実だからだ。
どれが望ましい方式かを再度考えて見る必要があると思っている。何かを失うのは確かだろうが。
家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り
のご紹介。
https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form
