効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■地熱発電所

地熱発電所が2022年以降、続々と稼働すると報じられているが本当だろうか。地熱が持つ潜在力が必要とされているためだというが、地熱の得られる場所の特定には時間がかかるはずだから、その特定が出来ているところがあちこちにあるとは思えない。一度掘り当てれば、長期に亘って安定した発電ができるとは言え、急に続々とという表現が可能になっているとは思えない。

1966年に国内では初めて、世界でも4番目に稼働した今も現役の地熱発電所として、東北電力グループが運用する松川地熱発電所(岩手県八幡平市)は最大出力2万3500キロワットだと紹介されているが、これと同規模のものが2022年頃に運用を開始するとは信じられない。

政府の50年カーボンニュートラル宣言以降、地熱発電の開発を本格化しようとする動きが目立つ。政府は6月に改定した「グリーン成長戦略」で、地熱産業を成長分野として育成する方針を公表した。国が地熱を成長分野として位置づけたのはこれが初めてだ。国内に60カ所弱ある地熱発電施設を30年までに倍増する方針も示された。

これまで国立公園では掘削が許されなかった規制が21年に緩和され、さらに従来は熱水を取り出す井戸ごとに申請が必要だった地熱開発のガイドラインも改定し、熱水・蒸気がある地熱貯留層を1つの事業者が管理できるようになったことは大きな前進だとは言えるとの記事で見ると、掘削は極めて簡単のように響く。掘削の前に熱貯留槽の確定が出来なければ、掘削さえ出来ない。開発が盛んになるという予測はその通りだろうが、予測は簡単に現実化はしないと思う。一歩前進したことは確かだろうが。

 

 

 

 

 

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