効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■レアアース(希土類)

金属加工、半導体素材など、必要不可欠なものがレアアースだ。その流通を世界的に管理できるとすれば、この分野で世界を制覇できる。それを使用としているのが中国だ。レアアースの産出場所は偏在しているために、その入手確保ができなければ、その分野の産業を育てることはできない。

報道によると、中国政府はレアアースの国有企業3社を再編する。資源開発や加工技術など開発を加速し、再編後に誕生する新会社はハイテク製品に不可欠な中重希土類の中国内での生産枠シェアが7割近くに達する。米国との対立が長期化することを見据え、統制を強めるということだ。

国有企業を所管する国有資産監督管理委員会の彭華崗秘書長は20日の記者会見で「レアアースの再編を推進し、世界一流企業を作り出す」と強調した。3社の経営統合を視野に入れているとみられ、実現すれば中国内での中重希土類の生産枠シェアは7割近く、軽希土類を含めたレアアース全体で4割近くを占める。

蓄電池も含めてレアアースの塊とも言えるEVについても、国土の広さと人口の多さから、EV市場に対する影響力は急上昇している。米地質調査所(USGS)によると、中国はレアアースの世界生産で6割を占める。中国メディアによると、20年の中国からのレアアース製品の輸出先(金額ベース)の国別比率をみると、1位は日本(49%)、2位は米国(15%)だった。統制経済を敷いている中国にとって、これほど有力な戦略商品はないと言えるだろう。今後中国がどのようなレアアース商品戦略をとるかを注意して見守る必要がある。

 

 

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り

のご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form