2~3年前、古くなったエアコンを取り換えて貰った。取り替え作業を見ていたのだが、古いエアコンの冷媒をどのように処理していたのかよく分からなかった。今年の夏、その取り換えたエアコンが冷えなくなった。故障修理の人がしたのは、圧力ボンベに入っていた冷媒を押し込んだのだろうと思う。どの過程でも、冷媒がリークするのを防止する様子は見られなかった。冷媒の持つ地球温暖化効果は炭酸ガスより遙かに大きいと聞いていたので、気にはなっていた。
昨日の報道によると、地球温暖化への影響が小さい、空調機器用の「グリーン冷媒」の開発が進んでいるようだ。ダイキン工業は温暖化への影響を従来の70分の1以下に抑えるめどを付けたとのこと。世界で2020年代末から始まる新規制に対応しており、30年ごろまでの実用化を目指す。世界の空調機器は50年までに21年比で約3倍に増えるとの推計もあり、グリーン冷媒は温暖化対策の要となる。
グリーン冷媒が求められる背景には新たな規制がある。19年に発効したモントリオール議定書のキガリ改正によって、温暖化への影響の大きい代替フロンが規制対象になった。日本などの先進国では、生産量や消費量を24年に11~13年比で40%、29年に同70%減らさなければならない。
しかし、漏洩すれば温暖化効果は大きいのだから、生産工程、取り付け工程、修理工程で、漏洩しないようにする技術も開発し、普及させて欲しい。空調需要は今後も増加するのだから、漏洩させないで処理することが重要となる。
家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り
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