効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■熱を逃す素材

熱が入ってこないようにする断熱は、エネルギー効率を上げるためには必至のものだが、このほど大阪ガス竹中工務店など6社は26日、建物などに貼り付けることで内部の気温を下げる独自素材の効果を調べる実証実験を始めたと発表したと報じられている。テントやトラックの荷台などに活用し、温度上昇の抑制効果やエネルギーの節約効果などを検証する。2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオン向けの採用を目指す。熱を遮断するのではなく、高温の方向に熱を移動させるということだろうか。

大阪ガスの研究所や夢洲(ゆめしま)の万博会場で実験する。独自素材「SPACECOOL(スペースクール)」は、建物や分電盤を覆うことで内部の温度を10度ほど下げるという。太陽光によって熱が入るのを防ぐだけでなく、素材に触れる光の波長を調整することで屋内の熱を外部に放射しやすくする仕組みだ。

テントなどの実験は来春まで実施する。低温時の効果も検証するため冬の間も続けるらしい。今後は素材を使った建材や塗料などを開発し、住宅向けなどで用途を拡大したい考えだ。万博ではパビリオンの屋根や壁に使う膜素材などとして採用を目指す。どのような素材の構造なのか、大阪ガスのプレスレリースを見ると、「この素材は、直射日光下において、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却素材です。本素材を開発した大阪ガスによる実証実験においては、直射日光が当たった状態で、本素材の表面温度が外気温より最大約6℃低くなったことを確認しています。これは、世界最高レベルの冷却性能であり、地球温暖化対策、省エネおよび冷却快適商材としての活用が期待されます。」とある。

世界的に評価される素材の開発に成功したように思える。

 

 

 

 

 

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り

のご紹介。

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