効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■炭酸ガスを吸収する技術の開発

セメントは建設や土木に使うコンクリートの材料になる。国際エネルギー機関(IEA)によると、18年に世界のセメント製造で直接出たCO2は約23億トン。発電や輸送などを除いた産業界の総排出量約85億トンの約27%を占め、産業界で最多だということだ。1トンのセメントを作るのに、主原料の石灰石や燃料の石炭から600~800キログラム程度のCO2が出る。

業界団体はCO2削減を目標に掲げる。日本建設業連合会は30~40年度の早い段階で、建設で出るCO2を13年度比で40%減らす。世界の主要企業で構成されるグローバルセメント・コンクリート協会は20年、50年までにCO2排出を実質ゼロにする計画を掲げた。

大手の独ハイデルベルクセメントはCO2を回収・貯留する「CCS」の設備を備えた世界初の商用工場を24年にノルウェーで操業する。排出の50%となる年40万トンを回収・貯留できる。技術は生産過程でCO2を分離する天然ガスエタノールの製造などで使われてきた。

CCSの普及を目指す国際組織「グローバルCCSインスティテュート」によると、排ガスからあらためてCO2を分離するため、火力発電やセメント製造などではコストがかさむ。ハイデルベルクセメントのこの取り組みは、ノルウェー政府の支援を受けたプロジェクトの一環だ。プロジェクトでは同国の内外約350カ所の発電所や工場からCO2を集める。液化して船で運び、北海の2600メートルの地底にためる。まずは24年半ばまでに年150万トンのCO2を貯留する。最終的には年500万トンを目指す。

どうもいたちごっこの技術開発のようだ。電源を再生可能エネルギーによってのものにしない限り、どこかの過程でCO2は発生する。それ日かかるコストをどれほど引き下げることができるかが過大となる。

 

 

 

 

 

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