効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■コンピュータも間違う

今日の日経夕刊の記事で知ったことだが、米連邦準備理事会(FRB)が提供する米国の銀行システムが24日、数時間停止した。銀行間や預金者が日々の決済に使う複数のシステムが一斉に停止したため、金融機関をはじめ産業界にも影響が生じたとみられる。FRBは「操作上の誤り」と説明しており、サイバー攻撃は確認されていないという。

少し前には東京証券取引所のコンピュータシステムが止まってしまし、株式の売買が出来なくなったこともある。これもサイバー攻撃ではなかった。

若い頃にコンピュータ部門に居て、新しく導入されたコンピュータのシステムを新規に作成していたことがある。この時に特に気を付けたのは、コンピュータで処理する業務に例外事項が起きたときにどういう処理をするかということをプログラムに組み込むことだった。業務をする担当者に細かく聞いてフローチャートに展開するのだが、その担当者も気づかない例外事項があることもある。滅多に起きないことでも起こるときには起こるのだから、FRBの銀行システム停止もそのようなものではなかったか、などと思っている。おそらくこのようなバグが全くないコンピュータシステムはないと言っても良いかもしれない。

サイバーアタックは、外部から巧妙なやり方で、正常な処理を間違った方向に作動させ、そこにあるデータなどを盗み取るなどを言うことが多いが、これもこのような侵入が起きうる処理に、外部から手が届かないようにするプログラムは組み込まれているのだが、今は殆どのコンピュータシステムは外部のネットワークに繋がっているから、そのつもりになれば何度もトライして入り込める穴を見つけることを阻止することは出来ないと考えておかなければならない。

最近Eメールで、貴方のクレジットカードの不正使用の可能性を感知しましたので、その検証のために、ここへアクセスしてくださいという内容のメールが届くことがある。そこへアクセスすると、自分のパスワードなどを入れるようになっていて、盗み取られる可能性が高い。日常生活が全てコンピュータシステムを通らずに処理されることはなくなっているということを弁えて対応しなければならないことばかりだと思っていなければならない世の中になっている。

 

 

 

-------------

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form