効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

返済が滞るとエンジンが止められる

自動車ローンの融資を受けた人が返済をしなくなると、融資をしたところが信号を送ってエンジンを止めてしまい、返済が確認されるとエンジンが起動できるように元へ戻すやり方が実用化されているらしい。そのシステムは、自動車の遠隔制御装置を開発するグローバルモビリティサービス(GMS)が開発したものだ。このGMSと連携した自動車ローンをある銀行が始めたという。まずは全国約500の自動車販売店を通じて提供するということだが、このような方式を採用することで、融資の審査を通る人を増やすことができ、ローンの販売を増やせるようになるらしい。返済しなければ自分の自動車が動かなくなるというのは、融資を受けた人にとっては無視できない一種の脅しになる。この記事を読んで思ったのだが、このシステムがハッキングされたら、とんでもないときにエンジンが止められてしまう可能性もあるだろう。IOTの負の側面と言えるだろうが、それを防ぐことは実際には難しいかも知れない。自動制御が進んだ発電所がハッキングされ、突然発電機が停止するかもしれないから防止策を徹底させろという指示が実際に出ているらしいから、この銀行もハッキングに備えた保険をかけておかなければなるまい。ややこしい時代になったものだ。