今日は台風が来なければ、地域の夏祭りがある近くの公園であるはずだったが、避難警報も出たこともあり、中止となった。時間ができたので全国高校野球夏の大会に奈良県から出場する代表校決定戦のテレビ放映をずっと見ることができた。これまで奈良県からもっとも多く出場している天理高校と、まだ一回も出場したことのない奈良大学附属高校との最終戦。奈良大付属は、ワイフがその前身高で英語を教えていたこともあり、応援したのだが、一回に先攻の天理高にすぐ点を入れられてしまい、矢張り駄目かと思ったのが意外にもすぐ取り返し、8回には9対5でリードするという素晴らしい展開となった。これで奈良大付属が勝ったと思ったら、天理高が巻き返して4点を入れて延長となってしまった。だが、奈良大付属がここから粘り、11回にさよなら勝ちをしてくれた。心配もし、感激もさせられたのは、奈良大付属のピッチャーが11回を投げきったことだ。奈良大付属はこれで100回目の夏の大会に、奈良県から初の代表校として出場することになる。応援団の歓喜も放映されていたが、奈良大付属のチームだけでなく、応援団も含めた観衆の大きな思い出となったことだろう。台風による雨もまだ降らなかったのは幸いだった。若者のエネルギーに感激させられた。
このエネルギーは海外に輸出したいものだ。