奈良県が観光客を招き寄せるために新しく企画した「奈良大立山まつり」が、1月29日から平城宮跡で行われ、今日2日が最終日。ちょっと覗いてみたいとも思ったが、自分には寒すぎるので諦めた。地域起こしの一環だが、開始から3日間で38,000人が集まったようで、目標としていた「5日間で3万人」を早々にクリアーしたようだ。ご同慶の至りだ。初日は雨が降って半分ほどの行事が実施できなかったようだが、関心の度合いは高かったことが分かる。四天王像をかたどった大立山4基が巡行するほか、おかげ踊りと祭文音頭といった地元に伝わる踊りや祭り音頭が披露されたと奈良新聞が報じている。暖かい食事が露天で提供されてもいるが、奈良の行事として定着することを期待している。一方では、宿泊施設の不足を何とか解決する施策を考えないと、奈良の行事を見に来た人たちが皆大阪や京都にいってしまうのも今後の課題だろう。