効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

プラスチックに囲まれた生活

プラスチック製のストローの使用を禁止する国が幾つか出ている。海洋汚染防止に向けた動きだというが、なぜストローだけなのだろうか。欧州連合(EU)の欧州委員会は5月28日、ストローなど使い捨てプラスチック製品を禁止する新ルールをEU加盟国と欧州議会に提案した。欧州委は今年1月、2030年までに使い捨てのプラスチック容器・包装を域内でゼロにする目標を掲げた「プラスチック戦略」を表明しており、今回の提案は実現に向けた具体策となる。一方、カナダの先進7カ国首脳会議(G7サミット)で日本と米国が、深刻化する海のプラスチックごみを減らすための数値目標を盛り込んだ文書に署名せず、環境団体から11日、「恥ずべきことだ」などと批判が相次いだと報じられている。日本は業界との摺り合わせが出来ていないのが署名しなかった理由だとしたようだが、米国と異なった対応をするのができなかったのだろう。日本の企業は対応技術を開発しているのだからもっと前向きであって欲しかった。回収のシステムはまだ十分とは言えないが、ごみにしない工夫への支援を国がするべきだろう。
昨日から西宮に住む三男の家族が来ている。単なる訪問ではない。住んでいるマンションが築後40年で、この間の地震で大きな被害を受け、奈良に移住したいと考えるようになったようだ。移住対象としてこの周辺の環境を見に来たのだ。奈良にも生駒断層があって大地震が起きないとは言えないが、少なくとも海がないことは地震を原因とする洪水の心配はないということだ。生活の基盤を移すのは大変だろうが、こちらとしては少なからず嬉しいことだ。同居は無理だろうが。