効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

島根県西部で震度5強

今日9日午前1時32分ごろ、島根県西部で震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源は同県西部で、震源の深さは約12キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6.1と推定される。震源地が内陸部だから津波の心配がなかったが、もし海底に震源地があれば分からなかっただろう。このニュースを聞いてすぐ思ったのが中国電力の島根原発のことだった。続くニュースで、この原発はいま停止中で、特に問題はなかったということだが、稼働中だったら何かトラブルが起きていたかも知れない。最近日本列島各地で地震や噴火が起きている。これは何か一連のものかもしれない。政府は安定した地盤、地層があると主張しているが、いつも眉唾物だと思っている。今日の地震でも地割れが報じられて居るということは断層が動いたということだ。この断層が島根原発に関係ないと誰が保証できるだろう。40年で廃炉の原則で原発を運用するべきだと思う。
日本原子力産業協会が取りまとめた「世界の原子力発電開発の動向」によると、営業運転中の原子力は443基・4億937万5千キロワットとなり、前年よりも4基・337万4千キロワット増加したという。だから日本も新設を推進すべきだというのだろうが、日本では原発への信頼感は喪失されたのだから、どのように減らすかを原発業界としても考えなくてはなるまい。