効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

すかいらーくが業務用燃料電池を設置

外食大手のすかいらーくは19日、静岡ガスの協力で静岡市ファミリーレストランバーミヤン国吉田店」に業務用燃料電池を導入したと報じられている。燃料電池からの電気と熱は店内照明や厨房の給湯機器に活用する。導入したのは京セラ製の「3kW SOFCシステム」。国の補助金を受けることが出来るが、それでもコストはまだ高い。だが、総合効率が90%ほどと非常に高く、CO2の排出も少ないことから、食材調達から物流、店舗運営まで環境配慮型の取り組みを加速している同社として価値ある設備と受け止めたのだろう。静岡ガスと組んで同電池の効果や検証を進めるようだ。Wikipediaによれば、スカイラークグループの店舗数は2017年5月時点で3,079店舗だというから、ここに設置が増えれば、それが燃料電池のコストダウンにも貢献する。コンビニのミニストップも実証試験をしている。小さいが営業時間の長い店舗などのエネルギー源としては、使いやすいものかも知れない。ただ、開発されてからまだ日が浅いから、信頼性などの検証は必要だろう。