効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

業務用規模の固体酸化物燃料電池

NEDOが今日発表したところに拠ると、開発を支援している日立造船が、大阪で20kW級の固体酸化物燃料電池SOFC)を二基、連続4千時間以上を目指しての運転を始める。この実証試験は、日立造船(株)が、先進的な水素プロジェクトの創出をめざす大阪府および大阪市の共同の取り組みである「H2Osakaビジョン推進会議」に参画して進めるもので、同社は、先進的な水素プロジェクトの創出をめざす大阪府および大阪市共同の取り組みである「H2Osakaビジョン推進会議」に参画して、地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所と、咲くやこの花館(花博記念公園鶴見緑地内)の2ヵ所を実証予定場所としている。今回のものはメタンを燃料とするが、将来はバイオガスや水素も利用する計画だという。2017年度には市場導入を目指しているとのこと。家庭用では世界をリードしてきた日本が、いよいよ業務用燃料電池の商品化に踏み出したのを知って気持ちの高ぶりを抑えられない。