効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

息の長い地域テニスクラブ

今日昼、奈良駅近くの和食レストランで、自分も設立に関わった学園前ローンテニス・クラブの懇親会があって出席した。参加者は60人。顔はコートで見たことがあるが名前の分からない人が多い。だが、同じテニス仲間ということもあるのだろう、盛り上がって楽しい会合だった。このテニスクラブについてはこれまで何回も日記に書いているが、今年の秋に45周年のテニス大会があった。自分は試合が体力的に無理なので参加しなかったが、別に事業としてやっているのではなく、地域に住む人たちが支えている。奈良県の西奈良県民センターの建物が出来たときに、その付属施設である運動場を利用させて貰って発足したのだが、そのクラブのルールとして、家族単位で加入でき、腕の上手下手は問わず、試合のダブルスペアはじゃんけんで決める。それによって、参加者が試合を楽しめる雰囲気が生まれ、テニス経験の殆どない人の参加も多い。最近では企業を退職した人の参加も増えている。発足した頃にはまだ子供の小さい家族がメンバーの主流だったが、最近ではコートに子供を連れてくる人をみることは殆どなくなった。そして、年齢に関係なく女性が多い。ここでおしゃべりをする機会もあるのが一つの魅力。このクラブが地域のエネルギーを生み出しているのを評価して、文部科学省から数年前に表彰も受けている。いまは高齢世代が中核になっているが、最近高校生などが参加する姿も見えるようになっているから、次の世代交代の時代に入りつつあるのかも知れない。これは地域住民の世代交代の表れと言える。自分もここへ来ると親しく話をすることの出来る時間があるのが有り難い。足許がおぼつかなくなるまではこのクラブで生きるエネルギーを貰いたいと思っている。家族単位の年会費が15,000円と安く、ボールも支給されるし、上手な人がレッスンをする日程も定期的に組まれている。息長く地域のスポーツ団体として続いて欲しいものだ。