効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

宝山寺

郵便局から振り込みする用件があって出かけたが、かんかん照りから曇りがちになり、しかし、雨は心配なさそうという気配だったので、急に思いついて生駒山中腹にある宝山寺へでかけた。生駒駅からケーブルカーで行ったのだが、さすがに数人しか乗客はいなかった。それもほとんどが生駒山上へ行く人だったようだ。前に来たこともあったのだが、何となく宝山寺からそれほど遠くないと思っていたのは大きな間違い。石畳の急な階段が幾つもあって、何度か休みながらなんとか本山まで行けた。目的は、2014年8月8日にここで書いたように、お寺に流れ込んでいる水でマイクロ水力発電ができないかを確かめるためだった。浄めの水を使った後、社務所で尋ねたら、この水は生駒市の水道の水だそうだ。以前は山からの水だったが、第二阪奈道路のためにトンネルを掘った時から山からの水が出なくなったので水道にせざるを得なかったそうだ。これでは発電に使えるだけのものにはならない。少しがっかりして帰ってきたが、生駒山の頂上まで生駒市の水道が上がっているので、その落下給水の圧力調整にタービン発電ができるかもしれないと思い直した。トンネルのことでは、リニア新幹線はほとんどがトンネルになるのだから、名水が涸れることもあるのでは、とも思った次第。