効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

X線宇宙天文衛星ひとみ

JAXAが順調に打ち上げたX線宇宙天文衛星。大きな成果を納めることを期待されていたのだが、打ち上げ後日ならずして通信が途絶。一時通信が回復したかに見えたが、その後ずっと途絶えていた。太陽光発電パネルの向きが太陽を向いていないからではないかと考えられていたが、米国のアマチュア天文家が軌道上で姿勢制御ができずに激しく回転しているとみられる映像を公開。公開されたのは、米誌ナショナルジオグラフィックのオンラインページ。ひとみとみられる飛行物体が短時間のうちに明るくなったり、非常に暗くなったりする様子を捉えている。明るさが激しく変わるのは、太陽光を反射する機体の向きが短時間で変化していることを示すとみられ、撮影者のポール・メーリー氏は「何らかの原因により、激しく回転し始めたのだろう」としている。これより前に、NASAがこの宇宙船の周りにいくつかの小物体が一緒に飛んでいることを発表している。何か小さな爆発でも起こしたのか。新しい発見をすることを期待していたのだが、残念。
今日、安保法が成立した。ひとみのような思いもかけないことに遭遇しないことを祈る。