効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

食品廃棄物

カレーショップとして知られるCoCo壱番屋が、カレーライスに載せる素材を大量に廃棄物処理業者に廃棄を依頼したのが、これが転売されたことは実におぞましいことだ。だが、その廃棄物として出されたものの数を見て驚いた。数万食の素材が廃棄されているのは、使用期限が切れたものもあるだろうが、中には異物が入っているものもあるようだ。いずれにしろ数万食分というのは膨大な数。これが通常は廃棄物として処理されているのだが、食品業界では当たり前のことかもしれない。世界、そして日本にも、飢えている人が多数いるのに、片や食品が廃棄されている。この矛盾を少しは解消する方法はないだろうか。また、食品の廃棄処理も多くは埋め立てか焼却になるらしいが、これを嫌気性発酵させてメタンガスを発生させれば、それで発電すれば立派な再生可能エネルギーになる。このような方式が一般化できるように、メタン発酵施設を全国に作り、定常的に大量の廃棄をしている事業者には、メタン発酵を義務づけることはできないだろうか。