効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

今冬の気温

さっきテレビの天気情報を見ていると、今日も関西は暖かかったようだ。12月の大阪の気温も、ほとんどの日が平均気温を上回っていて、スキー場にも雪がないという困った状況のようだ。夕刊を見ると、気象庁が昨年12月の天候をまとめて発表した数字によると、冬型の気圧配置が長続きしなかったため全国的に気温が高く、記録的な暖かさとなったということだ。東日本では平均気温が平年より1.9度高くなり、1946年の統計開始以来もっとも高かった。西日本も1.7度高かったようだ。昨年の今頃、どのような気温だったか記憶にはないが、同じような暖冬傾向にはあったような気がする。この原因として、エルニーニョ現象があり、さらに偏西風が北に偏っているために、温度の低い大気が日本に近づきにくかったからだと説明されている。だが、海流や風の流れの変化の基本的要素がどこにあるか、それがどのように変化しているのか知りたい。雪のないスキー場は困っているし、海流の温度が変化したためにブリの漁獲量が激減しているというニュースもあって、経済への影響も大きいようだ。