効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

北朝鮮の核実験

外出から帰ってすぐ手にした夕刊の一面トップの記事が、北朝鮮が核実験をした可能性が高いというものだった。それも水素核爆弾の可能性もあるということだ。これに関して米国からのニュースでは、核実験の確認はできていないというものもある。どちらにしろ、北朝鮮が核弾頭を開発し、それを運ぶミサイル技術ももっていることは確かなようだから、そのミサイル到達距離の中にある日本としては何らかの対応を迫られることになる。その対応次第では、ずっと両国間の課題となっている拉致被害者の問題を解決する糸口がますます細くなってしまうだろうと思った。核攻撃能力があるとしても、それは使えない能力だともいわれるから、何らかのメリットを得るのが目的だろうが、北朝鮮の場合それは何だろうか。国威発揚という言い方もあるが、それによって北朝鮮は何を得るのだろうか。核技術輸出の可能性が大きくなるとは言えるが、それを当面必要としていたイランは方向転換をしている。国力の消耗になっているだけなのではないか。