効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

仙台市営ガスの譲渡

仙台市は、市の行っているガス事業を譲渡する候補となる企業の調査を始めたと報じられている。民営化する場合には来年度以降に企業を公募する。市は首都圏など東北域外の企業も対象にするという。民営化については2007年から始めていたが。08年のリーマン・ショックの影響で一旦頓挫した経緯がある。ガス小売の全面自由化が決まったため検討を再開したもの。仙台市は新潟からもガスをパイプラインで調達していて、東日本大震災の時にもガス供給を再開するのが早かった。公営ガス事業は一般ガス事業210社ほどのうち30社ほどで、簡易ガス事業やLPG供給事業についても公営のものがある。自由化に備えて仙台市のような動きが加速されるのではなかろうか。