効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

燃料電池のニューモデル

東京ガスがこの4月から、パナソニックと共同開発した家庭用燃料電池のニューモデルを発売する。4つのタイプがあるらしいが、現在モデルより30万円安くなって、希望小売価格(税抜き)は160万円とした。停電時にも稼動を開始することができるモデルもあって、その価格は英抜き167万円。耐久性も6万時間から7万時間になっている。政府の補助金を貰えれば、約10年で投資を回収できるとのこと。2015年度に17,5,00台という販売目標を設定している。主に戸建て住宅向けの製品であるようだ。1980年代に自分が手がけた燃料電池の開発時代には到底想定できなかった商品が市場に出てきた。興味を惹くのは、停電時でも稼動できるモデルがあって、通常モデルに7万円追加するだけで停電をあまり心配しなくても済むようになったということだ。いずれ大阪ガスも同様なモデルを東芝とともに発表するだろう。このモデルの固体高分子型の他に固体酸化物型のものもあるが、その価格がどれくらいになるかも知りたいところだ。