効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ブリスベンからの便り

夕方5時過ぎに、オーストラリアのブリスベンに住む長男から電話が来た。クイーンズランド工科大学で建築デザインの分野で教鞭をとっているのだが、いまブリスベンで開催されている首脳会議のことをこちらに知らせてくれがてら、久しぶりの連絡だった。電話をハンズフリー設定にしてワイフと2人で同時に話をしたのだが、両方とも、特にこちらは、聴力が落ちているのと、電話が子機だったからスピーカーが小さく、了解度が落ちたのは残念だった。だがこれを良い機会として、昨日早朝に私たちの三男夫妻に女の子が生まれたことを報告した。やはり三男が自分で報告するのが一番良いのだが、母子の状態が安定するまでその時間がないらしかったので、多少悪いなと思いながら、我々の5番目の孫、2番目の孫娘が誕生したことを知らせた。予定日より少し遅れたのだが、先方が予定日を覚えていたのにはびっくり。ブリスベンはいま警備が厳重で、会場近くまで行くことはできないらしい。最近の天気の不安定性の話題となって、ブリスベンは最近42度の暑さまで達したらしい。地球温暖化は明確だなと言ったら、オーストラリアの地球環境政策が新政権の下で後ろ向きになったというのが長男の言だった。産業保護のためにCO2排出削減施策を緩めたのだが、日本も産業界の動向に影響を受けて、長期的に見れば問題となるエネルギー政策が確定的に導入されるだろう。CO2排出抑制と原発稼動容認を巡る問題については、未来の社会が受けるマイナスはどれほど大きくなるだろうか。