効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

*米国選挙で民主党大敗
中間選挙は4日(日本時間5日)に開票があり、オバマ大統領が率いる与党の民主党は大敗を喫した。野党の共和党は下院の多数派を維持したうえで議席を上積みし、上院では8年ぶりに過半数を奪還した。共和が上下両院を制することでオバマ氏は一段と厳しい政権運営を強いられる。議会の主導権は共和に移る。上院は条約批准や政府高官、大使らの人事を承認する権限を持つ。任期があと2年のオバマ氏が共和に譲歩を重ねる展開も予想される。テロとの戦いや中ロ外交、財政、環太平洋経済連携協定(TPP)など懸案の処理に響きそうだ。日本がこれから期待しているLNGの輸入増についても、条件次第では共和党サイドの事業者が待ったをかけることがあるかもしれない。また、これまでオバマ大統領が推進してきた地球環境に配慮している法案についても、骨抜きになる可能性が大きくなる。石炭火力が死にそうになっているのが息を吹き返すかもしれない。エネルギー分野でもいろいろなことが後ろ向きになるだろう。