効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

海面上昇は米国でも認識

地球表面温度の上昇によって、南極や北極、さらにはアイスランドの氷が溶けて、海面上昇が起きていることはよく報じられている。その結果、小さくて平たい島にあるモルジブのような国が水没してなくなってしまうともよく言われている。しかし、米国の東南部の沿岸部でも潮位が上がって海岸線が大きく浸食され始めていることを最近知った。おそらく海岸線が長い地域では顕著にそれが出ているのではないか。それによって、観光客の集まる砂浜が消失して、これまで地球温暖化に無関心であった人達も二酸化炭素の排出を少なくしなければならないという意識が高まっている。米国では環境局の排出基準が強化されたために、事実上石炭火力発電所の稼動ができなくなりつつある。だが、それに代わる天然ガスの埋蔵量が急増したために、当面は大きな問題にはならないようだ。だが、建物のエネルギー効率を向上させようという官民の協力が加速されている。日本はどうだろうか。