効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

家庭用蓄電池

東芝が家庭用の新しい蓄電池を商品化した。容量は6.6キロワット時。従来品に比べて大きさや重さを20%削減している。1キロワットの消費を約6時間継続できる能力を持っているのだから、いろいろな用途に利用できるだろう。夜間料金が適用される場合には、夜間の安い電気を蓄電して、翌日の昼に使うこともできるし、太陽光発電からの電気を貯めておいて夜使うなどもある。いま、電力需給が逼迫し、西日本の発電予備率が3%だと報じられているが、まさに綱渡りの状況であるだけに、停電をどうしても避けたい家庭は取り付けたいだろう。価格は税別で270万円と安くはないが、10年間の保険料と考えれば安いかもしれない。このような商品がこれから続々と出るだろう。太陽光発電の他に燃料電池との組み合わせも実用化しているから、電気のプロシューマー(プロデューサーとコンシューマーが同じ)が多く生まれる時代になりつつあるのだろう。