効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

関電と九電が東日本から電力融通を受ける

今年の夏の電力供給に,西日本は全体としても非常に余裕のない状態となると予測されるが、その中で、関電と九電が周波数の違う東日本からの融通を受けることを織り込んだ供給計画を建てるということだ。昨年はこの融通には公式的な依存はしなかった。だが、東西の間にある周波数変換設備の容量は120万キロワットだし、その全量を使うことは、他の目的にも使われているはずだから無理だろう。しかし、原発稼動が今年の夏には間に合わず、火力発電設備のトラブルもあって、供給余力がほとんどなくなっている。もし両社の発電所でほぼ同じ時期にトラブルが起きて数十万キロワット分が止まったら、広域停電が起きる可能性もある。その時に自分の家、勤め先、自社で、どのように対応するかのイフプランを作っておかなくてはならないだろう。これでますます自家用電源を持つ必要があるとするニーズが増えることは間違いない。