効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

温泉熱を借りて発電

大分県別府市で温泉源を所有者から賃借して地熱発電に乗り出す動きが出ていると報じられている。西日本地熱発電が同市内で「五湯苑地熱発電所」を8日に竣工。日帰り温泉施設「五湯苑」から地熱発電に必要な熱湯や廃熱などを賃借する。小型バイナリー発電2基で最大発電能力は計144キロワット。これまでの地熱発電は温泉源の所有者が施設を設置するのが一般的だったが、高額な初期費用や煩雑な各種手続きのため設置に踏み切れないことも多かった。今回の方式では、固定価格買い取り制度で電力会社に売った電気で得られた収益から温泉源の使用料を支払う。
これは面白い方式だと思う。高温の泉源を持つ温泉地に拡がるのではないだろうか。