効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

東邦ガスのエネファーム販売状況

2月28日に東邦ガスが発表したところによると、同社の家庭用燃料電池エネファーム」の2009年の5月開始以来の累計販売台数が5千台を超えた。2月27日現在で2013年度販売数が1,854台。同年度中に2千台を超えるだろう。また、2014年度は、2013年度目標の10%増である2,300台の販売を計画しているという。同時に、東芝製の2014年モデル(700ワット)が初めて200万円を下回る価格195万円に設定されている。停電しても稼動を継続できる仕様のものもあって、今後も着実な市場拡大を続けるだろう。その傾向は東京ガス大阪ガスも同様であるが、もう少し価格が下がれば既築住宅にも多く設置されるようになると期待できる。総合効率が95%ほどだから、熱への利用も含めると電力会社の発電所に比べて電力kWhあたりのガス消費を抑制できる。2016年に電力市場が完全自由化されれば、この特徴を生かしたエネルギー供給ビジネスモデルが生まれるかもしれないと思っている。