効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ソフトバンクが電力小売に参入

ソフトバンクが米国ブルームエナジー社の固体酸化物電解質燃料電池(一基200キロワット)の設置をして電力の供給事業を始めると発表した時に予想したことだが、本格的に電力小売事業に参入する。今春から大口顧客の企業向けを始め、電力小売りの全面自由化が予定される2016年には一般家庭向けにも販売するという計画のようだ。新電力としての登録も済ませている。太陽光など再生可能エネルギーで発電する電気を供給する事業として特化するとしている。その規模は90万キロワットと国内では最大級。天然ガス火力発電所の建設も視野に入れている。ソフトバンクの傘下にこのような事業が始まるのだから、必然的に情報通信事業とのシナジー効果を最大限に発揮するようなビジネスモデルを作り出すだろう。電気料金と携帯電話サービス料金との連携も本格的に進めると予想している。具体的にどのようなサービスが生まれるか、他の新電力事業者にとっても手強い競争相手が登場することになる。