効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

奈良県の市民出資太陽光発電

一般社団法人市民エネルギー生駒が、生駒市民共発電所第一号機に対する出資募集を開始している。昔の市民太陽光発電所は全て寄付金で設置されてきたが、一昨年から始まった固定価格買取制度のお陰で、出資者をつのって15年から20年で返済し、1パーセントを超える利息が付く形の事業が成立するようになったのだ。生駒市の衛生処理場「エコパーク21」の南棟を生駒市から無償で借りて50キロワットの設備を設置したもの。この4月から売電を始めるという。投資額は1千万円ほどで、一口10万円で応募できる。同じような形のものが奈良市にも生まれようとしている。ならコープの新築建物の屋根を賃借して、生駒と同じような形の出資を間もなく募ることになる。生駒は20年で返済することになっている。いま生駒市長選挙が開始されたが、現職の山下市長の肝いりで具体化したものだ。これからも奈良県内で同じような出資による太陽光プロジェクトが育ってくると期待している。