効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

スマートメーター

奈良市の市民出資太陽光発電所が稼動し始めてから1年。その間、順調に稼動しているが、売電額が幾らかを知らせる関電からの通知がなければ、稼働状況は分からないとみな思っていた。ところが、売電用の電力メーターがスマートメーターで、30分毎に関電に発電量が送られていることを知った人が、関電のはぴゅみる電システムに登録し、かなり迅速に発電量(売電量)が分かるようになった。このシステムは市民の投資で設置できたのだが、もし発電が順調に行かなければ投資の返済も難しくなるのだから、発電情報が投資者にできるだけ速く伝わるようにすべきだと最初から思っていただけに、このインターネットで得られる情報は、事業を運営している人達にとっても有り難いものだと思う。アクセスして情報を見ると、1〜2日前の発電量が1時間単位でグラフ表示されている。勿論月単位の情報も入ってくる。これを見ると、晴天時と曇天あるいは雨の日で発電量がどのくらい異なるかもはっきり分かる。発電だけでなく、スマートメーターが取り付けられてあるところであれば、電気の消費量の変動も1時間単位で分かる。自宅の電気メーターはまだ旧来のアナログ式だが、早く次世代電気メーターと言われるスマートメーターに取り換えてほしい。2020年頃までにはかなり取付が進むようだが、これはスマートグリッドの重要な構成要素となるだけに、関電にも努力してほしいものだ。