効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

九州の太陽光発電

今日は秋らしい日和で一日太陽の光を楽しめた。散歩がてら久しぶりの散髪にでかけたが、樹木の色も変わり始めている。
九州経済産業局11日に発表したものによると、九州にある太陽光発電所の総出力が今年6月末で約160万キロワットと前年同月末比で95%増えたという。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が昨年7月に始まってから、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設が相次いだためだ。まだ建設は認められたものの稼働していない発電所も多く、出力はさらに増えそうだとのこと。この1年に九州で新規に稼動した太陽光発電所の出力は約78万キロワット。増加分の約3割をメガソーラーが占めている。
この規模の増加は、発電能力が不足している九州電力にとって救いの神になったかもしれない。夏に太陽が照れば冷房需要が急増するが、同じように太陽光発電も出力が上がるし、広く分散しているために、全体で見れば出力変動も平均化されて制御の難しさも少なかったはずだ。ただ、この規模の太陽光発電を系統に接続するには、九州電力もそれなりの苦労を系統制御改修にかけただろうと思う。