効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

若草山にモノレール

今日も奈良新聞の一面記事に驚かされた。奈良県は、高齢者らのためのバリアフリー対策の一環として、移動支援施設にモノレールを設置するという案を提示したという。そのルートとしては、山の東側を通る訳550メートル区間にするなどとなっている。県は現在環境影響評価を実施中だとされるが、本当にこのような新しい交通機関が必要なのだろうか。資料では、モノレールとロープウエー、電動カートに絞った上で、モノレールを最も評価したとされる。確かに歩行力や登坂力の落ちた高齢者にとって若草山周辺を移動しにくいことは分かるが、それがモノレールだとするのには違和感が大きい。東側だから景観を阻害しないとするが、若草山は西側から登るものだと思っていたし、足で登れなければ見るだけで済ましても構わないではないか。電動ロボットの籠かきで移動する方が高齢者だけでなく若い人にも古都の雰囲気があって良いのではないかとも思う。