効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

燃料電池セミナー

久しぶりに目覚まし時計をセットして少し早く起きた。新エネルギー財団が主催して名古屋で開催される燃料電池セミナーに参加するためだ。開催場所が名古屋エキジビションセンターで、名古屋から30分近く電車に乗る必要があって結構時間がかかってしまった。特に奈良から近鉄線の特急で名古屋まで行ったので余計時間がかかったのだ。しかし、この線に乗るのは初めてだったので沿線の眺めを楽しむことができた。
午後2時からの会合で、メーカー2社とハウスメーカーのプレゼンがあったが、これからの家庭用燃料電池の主流がPEFCSOFCかははっきりしない話となっていた。しかし、燃料電池の発電をフルに行わせて、取付先で消費しきれない電力を系統に流せるようにすることが、これからの課題の一つだという説明が一つのメーカーからあったのには同感。また、ハウスメーカーが、いまはやりのリチウム電池ではなく鉛電池を使って太陽光とのダブル発電を行っていることを知ることができたのも今日の収穫だった。さらには、3/11を機に、自分でエネルギーを作るという意識が一般化しつつあるのではないかという感じを強く持つようになったことも、これからのエネルギー市場を考える上で重要な示唆を貰ったと思う。エネルギーの地産地消は、やはり個々人の意識が同じ方向にまとまらなければ成立しないものだろう。