27日、ロンドン・オリンピックが開幕した。その前に男女サッカーで日本チームが勝利を挙げたので、我々にとっては既に開幕したような感じだったが、今日はテレビのオリンピック開幕行事をたっぷり見せてもらった。全体を通してみることはできなかったが、趣向を凝らしたものではある。これを見ながら思ったのは、これまでリハーサルを重ねながら本番を成功させた裏方さんの苦労は大変なものだったろうということだった。人の動員も凄い。また、各種の照明や花火など、全体を同期させながら進行させるのは至難のことだったはず。花火などは本番までテストはできない。世界で開かれている花火大会の経験が集積されているとはいえ、感心させられた。今大会では進行の中枢部にデジタル制御が応用される比率が高かったに違いない。日本チームが良い成績を残してくれるように願いながらテレビ番組を凝視する毎日になるだろう。
どこへも出かけずの今日だったが、暑い。東京は38度を超えたと報じられている。この温度になると、熱を身体から逃がすのは汗の蒸発に頼らしかない。だが、それには限界がある。水風呂もあるが、冷房を利用するのを躊躇する環境ではなくなった。冷房のスイッチを入れるのに罪悪感を抱く人が増えているようだが、健康の方が重要。この暑さに対抗するにはこの罪悪感を捨てることが必要だ。幸い週末で電力需要は低くなるから、遠慮は無用。
