効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

LEDの技術開発

東大、シリコン製LEDの明るさ3倍にすることに成功したと報じられている。現在は窒化カリウム製だが、それよりも3倍明るく、材料コストも40分の1になるという。これから早期の実用化を目指すというから、たんに技術に目途をつけたという段階を超えているのだろう。このような技術、あるいは自然エネルギーの利用技術で高いからという理由で排除されているものは多い。しかし、コストというものは、技術を応用したものに高い利用価値がある場合には、競争原理が大きく働いて下がっていくものだ。現在高いからという理由で排除するのは、短期的には理にかなっているかもしれないが、中長期的には下がると想定して利用の仕方を考えるべきだろう。新しい素材がこのLEDに使われているということは、これまでに想定されていなかった商品への応用も考えられる。早期の商品化に期待したい。その相乗効果は大きいのだから。