効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

サークルおてんとさん設立15周年

昨日3日(日)11時から15時頃まで、「サークルおてんとさん設立15周年を祝う会」があり、それに参加させて貰った。現在はNPO法人だが、この間までは任意団体だった。地球温暖化防止と反原発に関心が高い主婦を中心としたグループで、太陽光発電を市民の資金を集めて取り付ける活動を続けてきている。一番最初は「あすなら苑」という特別養護老人ホーム施設の屋根に取り付けたのだが、この頃にワイフがこの趣旨に賛同して僅かの寄付をしたことから、自分も関心を持つようになった。1〜2度この会に頼まれてスマートグリッドなどについて講演をしたこともある。このグループの人達とは親しくさせて貰っていたが、15周年と聞いて、そんなに長く続いていたのかと驚いた。ほとんど手弁当の活動だが、いまでは数基の市民発電所(太陽光)の設置を推進実現してきている。全部で40人くらいの人が集まったが、その半分がこの活動を外部から支援してきた人達で、自分もその一人。メンバーの皆さんの話にも熱意がこもっていた。スライドで過去の活動を見せて貰ったが、よくここまで続いたものだと感心させられる。中核を担う人のリーダシップとそれを支える人達の熱意が実を結んだものだと思う。今ではエネルギーの地産地消という言葉は定着しているが、これのごく初期からの活動が成果を出してきたのだ。いま各地で太陽光中心の市民共発電所の設置が進展しているが、おてんとさんの活動がそのような地域活動のモデルだろう。その一端を担わせて貰ったことを光栄に思っている。